課題 ・Amazonでは月商8,000,000円ほど売れている状況であったが、楽天市場では1,000,000円以内の売上でRPP広告を使っているものの、CPC高くROASも200%未満の状況であった。
これ以上検索流入向上の見込みが無いとご相談を受けてご支援を開始。
対策内容 【インプレッションの最大化】
・入札しているキーワードが検索ニーズの少ないニッチなキーワードであったため、市場リサーチを行い、検索ボリュームの多い検索キーワードを目安CPCに合わせて入札
【CPCの低下】
・RPP広告のCTRが0.5%未満と表示されてもクリックされにくい状況であったため、競合他社のサムネイル画像を分析し、クリックされやすいサムネイル画像に変更。さらに、セールイベントのタイミングでセール情報をサムネイルに表示したことで、購買意欲の高いユーザーにクリックさせた。

Amazonでの実績が豊富な店舗様でしたが、楽天市場のイベントやインテリアジャンルの鉄板施策を行えていない状況でした。

そこでまずは楽天市場でのイベント時に売上を最大化できる施策を実施し、集客力のある店舗へと育成し、「自然流入の増加」を促進するを決定しました。その結果、以下のような効果が生まれました。

検索ボリュームの多いキーワード選定

楽天市場内で検索ボリュームの多いキーワードを調査し、目安CPCにて入札を行いました。
その際にキーワード別のクリック数と売上をモニタリングすることが重要で、月次でモニタリングを行い、検索ボリュームが多くても売上に貢献しないキーワードを除外選定していくことで、ROASの改善に繋がり他のキーワードを選定しモニタリングしていくPDCAを回した結果、RPP広告の最適化をすることができました。

CTRの改善でROAS改善とクリック数の増加

CTRが0.43%から3.17%に改善し、店舗全体でのCPC実績が200円から63円に低下。
広告のクリック数も月間5,000から9,333に増加し、ROASは100%から490%に成長することができました。

楽天市場のイベントに合わせた販促で、転換率UP

楽天イベントは初日~翌日が最も売上期待値が高い為、スタートダッシュ4時間の限定クーポンを発行し、初日が最も安く購入できるよう設計。
その結果、お気に入り登録ユーザー数が増加してクーポン発行した際の取得数の増加と利用率の増加で、店舗全体の転換率を5%から12%まで成長することができました。

まとめ

このように、モール内で売上が高まるタイミングを商材と単価別にカスタマイズした施策を行うことで、店舗売上の最大化と広告の最適化をすることができます。
地味な作業が多く、今実施している施策が正しいかモニタリングすることが難しいと感じていらっしゃる店舗様でしたが、「見るべき指標」を同じ目線で運営を行ったことで、店舗様が自走することができる状況になったため、PDCAを回せる範囲が広がりさらなる売上利益の拡大を行っていけます。

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